インドのガネーシャという象の顔した神様が突如現れて、願いをかなえるために課題を出していくというありえない設定なんだけど、自然と馴染んでしまうのは「関西弁を使う神様やからかな? なんで、インドやのに?」とツッコミたいところがまた笑える。すっかりツボにはまってしまって、ゲラゲラ笑いながら読んだ。
おもしろかったけど、考えさせられることがたくさんあった。
でも、夢をかなえるための課題を本を読む以前にいくつか実践していた。
人を笑わせること、毎日、感謝する、サプライズプレゼントをする・・・。ガネーシャーの課題を普段から自然としている自分・・・。「自分、結構やるやん」と自分を褒めてあげなきゃいけない。その日一日をがんばれた自分を褒めてあげるというのも課題の一つ。自分で自分を分かるということも大切なことなのかもしれない。ほんま、ええこと書いてるなぁと思った。
私は人に何かしてあげたいと思うタイプだ。相手にとってはおせっかいと思うかもしれないけど、やっぱり人が喜ぶ顔が好きで、つい世話を焼いてしまう。
でも、その世話を焼くことを焼いてやっていると思わない努力をしている。それを強調するとエゴになってしまうからと思っているからだ。でも、たまに「やってあげてるのに~」とうちの相方に言っては自己嫌悪に陥る。無償の愛ってのはなかなか難しいものだ。
それでも、やっぱり義理人情は大事だと思う。やってもらったことは恩返しするのは当たり前だと思っている。みんながみんな、そういう考えだったらなんの争いも生まれないと思う。そのバランスが崩れているから悲しい事件が多いのかもしれない・・・。
私は人から「ただでもらう」ことも多い。これもガネーシャーの課題。
人とのつきあいはすごく大事なことやなぁと思う。助けてくれたり、お裾分けをくれたり、いろんな人から恩恵を受けている。すごくありがたいことやなぁと思う。そういう意味では私ってすごく幸せだと思う。
ガネーシャの名言を読んで、改めて大事なことってこういうことなんやなぁと思えることができた。作者の水野敬也さんにはすごく感謝してます。素敵な本をありがとう!!文庫が出たら絶対、買います!!
(近所のららぽーとに来てはるときにサインもらっとけばよかったよ
) でも、実践できていない課題もある

食事を腹八分目に抑える・・・。できてない!!食いしん坊なので、できひん。でも、やっぱり健康を考えると腹八分目でないといけない。「私にできるんか???」 努力はしようと思う(笑)
トイレ掃除・・・。嫌いだ・・・。人がやりたがらないことをすると、人は喜ぶって確かにそうやけど、やっぱり嫌だ・・・。月に2日のところ、月3はがんばろぉ。確かにきれいになるのは気持ちいいしね!
応募する
(=挑戦する)こともしてない。いずれしたら、いいやぁとほったらかしにしている。
仕事は一日の3分の1を占めている。ガネーシャは「仕事のことを作業を費やす時間で、ブランドで仕事を選ぶと不幸になる」と言っていた。確かにそうやと思う。ガネーシャの言うブランドとは会社の知名度や、条件のことだ。例え、条件が良くていい会社でも、好きでもない仕事に費やす時間はやっぱり楽しくない。苦痛だと思う。逆に好きなことだと何時間でも苦にはならない。
今の私の仕事・・・。生活のために働いている。そして、家事。はっきり言って嫌い。でも、しないといけなくて、大好きな作業とは言えない

じゃあ、私のしたいことって?やりたいことって??
『やらずに後悔していることを今日から始める』という課題のとおり、今日書くことにした。『決めたことを続けるための環境を作る』ためには自分のアンテナを鋭くしておかないといけない。
やっぱり、書くことが1番好き。イラストを描いたり、文章を書いたり、本を読んだり・・・そういうことが仕事になればいいのになぁと思う時期もあった。自分の本ができたらいいなぁと思うこともあった。
なので、単純に即発されて書いた(笑)
前からやろうやろうと思っていたのが、ブログで小説を書くこと。でも、忙しいからとか、いつかしようと自分に言い訳してたんだと思う。だから、自分で時間を決めて、時間を作って、とりあえず書く事を始めることにした。
小説ってすごいと思う。その世界観に入ることで日常のしんどいことが忘れられたり、そこから学ぶこともあるんやもん。自分の書いたことで共感してもらえたり、誰かの励みになれたら、やっぱりすごく嬉しい。
話は変わるけど、象つながりで古田新太さん
(=ドラマでガネーシャ役をしてはる人)の名言も目から鱗だった。
“よゐこ部”という番組で演劇部顧問として出演してはった。演劇指導でFUN
(=楽しいこと)だけが人を惹きつけることじゃない。interesting
(=興味深い)楽しさで惹きつけることができると言っていた。演劇って奥が深いなぁ~と思った。そして、それは日常生活でも活用できると思った。おもしろいだけの人じゃなく、引き出しをたくさん持っている
(=いろんなことを知っていて対応できる) そういう人になりたいなぁ~。
その為には人とのつながりを大事にしたり、情報をキャッチするアンテナが必要だし、結局はそれは経験になり、ネタになり、書くことにもつながるのかもしれない。
学んで損になることはない。だから、いろんな人や本からこれからもいいことを吸収していきたいなぁと思う。そう改めて思えるようになったのは“夢をかなえる象”を読んだおかげ! 楽しくて為になるメチャお得な1冊だ。
もう一度お礼を!! 作者さん、本を貸してくれた朧姉さん、ありがとう!!
それから、身近にいる大切な人たち、いつもありがとう!!
とりあえず、身近にいる人たちを喜ばすことができる人になるよう努力してみようっと♪
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